遊々楽々その3 ファンキー親父

 二十歳くらいの時は30歳前後の人がすごくオジサン、オバさんに見えたりしたもんだけど、自分がその年齢になると「まだ結構若いもんだな」と勝手に思ったりして。
それでもなんとなく体力が落ちてきているのかな〜?なんて思って40代になると「こりゃあ、もう若いつもりじゃいられないな」とシミジミ思ったり。

 そんな話を佐藤食堂のお母さんにしたら「50を超えるとそんなもんじゃないしヨ!」と言われたけど、その時は「そんなもんかな・・」程度にしか思ってなかった。
体力が年齢と共に落ちていくのは当たり前と言えば当たり前なので、別にそれはそれでいいんです。

 最近、、、ここ1、2年くらいのことかな?
ドラッグストアやスーパーの女性店員さんが妙に優しい。
お釣りを渡すときなんか、ボクの手を両手で包み込むように渡してくれます。
ボクのことを好きなんだろうか?と、またまた勝手に思ったりしてたけど、数店で同じようなことを体験すると、ん?これはおかしい。そんなにモテるはずはない。
と、さすがのボクも気付くわけです。遅い?

 ほぼ同じ頃にその様な応対を体験したのは、店員教育で「お年寄りには親切丁寧に接して上げるコト。お釣りの渡し方、その一」なんて教わっているのかも知れない。

あーー、気付かなきゃ良かった。なんか急に楽しくなくなってきた。

 もともとあまり年齢を意識する方じゃないけど、外見は確実に老化しているわけで、問題は他人から見える様を自分ではそれほど意識していない。と言うことなんです。
生まれてこの方、いつでも思いついたり興味がわいたことを出来る範囲でチョコチョコやり続けてきているわけで、いつになったら止めるとかいう意識がないんです。

 外見はそれなりに年齢相応になってくれるけど、気持ちは若いつもりと言うかそれほど老けたつもりがないのはどうしたらいいんだろう。

 30代の頃、時々コーヒーを飲みに来る60歳過ぎのご老人(その時はそう見えたんです)のコンビがいて、ちょっと酔っている勢いもあって、店いっぱいに聞こえるような声で話すわけですが、これがそのまんまお笑いのボケと突っ込みのような話をしているわけです。
話の内容はバカバカしいを通りこして面白い。
他のお客さんから「ファンキー親父」と名付けられて、熱心なファンは「ファンキー親父が来たら、電話で教えてくれ」なんて頼まれたりもしました。
先日この話を思い出してニヤニヤしながら、最近はこういった親父もいなくなったな〜〜、
と思う間もなく「ギクッ!」としました。自分がその年齢じゃないか!
んーー、んーーむ。これは、、、ちょっと考えなきゃいけないかも。

加賀 公=大館市 加賀コーヒー店店主(KOWのマスター) 2013/11/13
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